〔概 要〕
社会的孤立を生み出す背景には、不登校、ひきこもり、育児疲労、虐待、職場 不適応など様々な問題があります。通常の心理的問題の相談では問題とされている本人への支援が基本となっています。しかし、社会的孤立状態にある人の多くは、本人が直接支援窓口に訪れることは少なく、その家族や関係者が支援を求めて訪れることがほとんどです。このような支援を求める家族や関係者に対する対応は、これまで対人援助領域の中では具体的な方法がなく、適切な支援が行われないことが多く、社会問題として対策が求められてきたテーマであります。
この度、本ユニットではシステムズアプローチの実践に精通し、日本家族療法学会認定スーパーヴァイザーである広島ファミリールーム・金丸慣美先生を招聘し、「システムズアプローチによる来談しないクライエントへの間接的なアセスメント」についてご講演いただきます。様々な臨床領域で働かれている実践家だけでなく、興味関心のある初学者の方も奮ってご参加ください。
第2回「システムズアプローチによる来談しないクライエントへの間接的アセスメント」
〔日 時〕2023年7月29日(土)9時30分〜11時00分(講演会)
11時00分〜13時00分(研修会)
*講演会はどなたでも参加可能ですが、研修会は本ユニットのこれまで継続研修参加者のみ参加可能です。
〔講 師〕 金丸 慣美 先生(広島ファミリールーム)
〔形 式〕 対 面 ※新型コロナの感染状況によって延期・または中止とする場合があります。
〔会 場〕 龍谷大学 大宮学舎 東黌303教室
〔定 員〕 20〜30名参加可能(ただし、講演のみ)
〔参加費〕 無 料
参加ご希望の方は、下記担当者までお問い合わせください。
〔お問い合わせ〕
龍谷大学心理学部心理学科准教授
システムズアプローチユニット共同研究者
廣橋 諒一
E-mail: hirohashi*let.ryukoku.ac.jp
(*)を@に変えて送信してください。
(研究代表者 吉川悟)