〔日 時〕2022年11月27日(日) 9時30分~11時00分
〔形 式〕対面
※新型コロナの感染状況によって延期・または中止とする場合があります。
〔会 場〕龍谷大学 大宮学舎 東黌303教室
〔定 員〕20~30名参加可能
〔概 要〕
社会的孤立を生み出す背景には、不登校、ひきこもり、育児疲労、虐待、職場不適応など様々な問題があります。通常の心理的問題の相談では問題とされている本人への支援が基本となっています。しかし、社会的孤立にある人の多くは、本人が支援窓口に直接訪れることはなく、その家族や関係者が支援を求めて来談することがほとんどです。このような支援を求める家族や関係者に対する対応は、これまで対人援助領域の中では具体的な方法がなく、適切な支援が行われないことが多く、社会問題として対策が求められてきたテーマであります。
本ユニットでは、孤立している本人にかかわる家族や関係者のかかわり方の変化を通じて、本人の孤立という問題の解消を目指すシステムズアプローチをもとに、支援を求めて来談した家族や関係者に対する動機づけの維持や向上を視野に入れながら、主として「来談しないクライエントへの間接的なアセスメント」について研究を行っております。
この度、システムアプローチの第一人者の一人である広島ファミリールーム所長・村上雅彦先生を招聘し、「来談しないクライエントへの間接的なアセスメント」についてご講演いただきます。様々な臨床領域で働かれている実践家だけでなく、興味関心のある初学者の方も奮ってご参加ください。
参加ご希望の方は、下記担当者までお問い合わせください。
〔お問い合わせ〕
龍谷大学文学部臨床心理学専攻 実習助手
システムズアプローチユニット共同研究者
廣橋 諒一
E-mail:hirohashi@let.ryukoku.ac.jp