2023/02/16
龍谷大学ニュース・レター掲載「コロナ禍で急増する『あいまいな喪失』とは。」
2023年2月16日龍谷大学学長室(広報)発行のニューズレターで、黒川雅代子センター長(本学短期大学部教授)があいまいな喪失の考えと対処のガイドラインに関する解説を行いました。
ミネソタ大学のポーリン・ボス博士は、それまで当たり前にあった日常が大きく変わってしまう、しかし何を失ったのかがはっきりしない、そんな状況に「あいまいな喪失」と名前を付けること、そして、喪失そのものが不明瞭で、混沌とした、いつ終わるとも分からない状況に名前をつけることで、対処方法を見出す可能性を提案しています。
コロナ禍で、私たちはそれまでの日常を失いました。従来当たり前に行われていた慣習や生活・ビジネス環境が一変し、デジタル化の加速など良い面もあれば、いつまでも収束せぬ不安や孤独、閉塞感など、さまざまな負の側面ももたらしています。
そこで今回発行のニュース・レターでは、黒川センター長がコロナ禍でより身近な存在となった「あいまいな喪失」の概念と「あいまいな喪失」に対する6つのガイドラインを中心に解説を行いました。
ぜひ下記URLよりご覧ください。
https://www.ryukoku.ac.jp/news/detail/en12125/newsletter.pdf